すでに何社かキャッシングやカードローンを利用していて、新たにお金を借りる必要に迫られた場合には、いきなり新たな契約を結ぶ前に、まず自分の借入残高の金額を確認し、毎月の返済額を確認することが必要です。複数の業者を利用していると、なかなか現状を正確には把握しにくいので、一度すべての数値をまとめて、まだ新たにお金を借りても返済できる能力があるかどうかを検討しなければなりません。
まだ返済できる余裕があるようであれば、申し込みをしましょう。ある業者からは断られても、別の業者からは融資してもらえる可能性もあるので、たとえ一社から断られてもすぐにあきらめる必要はありません。また、すでに利用している業者が限度額を増額してくれる可能性もあるので相談してみるという方法もあります。
一本化・・
何社かキャッシングやカードローンを利用している場合、それをすべて金利の低いひとつの業者にまとめてしまうという方法もあります。返済額が分かりやすくなりますし、場合によっては月々の返済額が減り、負担が軽くなることもあります。
ただし、この一本化を利用する際には業者の選択に十分に注意してください。街中や新聞の広告などには、この一本化という言葉と有利な条件を誘い文句にしている悪徳業者が多く存在しています。一本化そのものは非常に有効な手段ですので、この場合、信頼を持てる業者、特に金利が安く、限度額も多い、銀行系の業者などに相談することが大切です。それによって場合によっては10%近くも金利が安くなり、月々の返済の負担をかなり軽くするということも可能です。