キャッシングやカードローンを利用する際に非常に重要になってくるのが金利です。上限は法律によって29.2%と定められています。最近では8.7%からという低金利のサービスもあり、借入可能額や審査回答期間の条件などによって差はまちまちです。それによって月々に支払う利息の大小が決まってくるわけです。その計算方法をご紹介します。
元金×年率÷365×日数=金利
業者によっていくつかの計算方法があるのですが、これがもっとも基本的な日割の計算方法になります。
たとえば、10万円を年利29,2%(法律で定められた金利の上限利率)の業者から一週間(7日間)借りた場合、利息は以下のようになります。
10万円×29,2%÷365(日)×7=560円
また、この10万円を10回払いで毎月1回ずつ返済する場合は、以下のような計算方法になります。
1ヶ月目の利息
10万円×29,2%÷365(日)×30=2400円
1ヶ月目の返済額
利息2400円と1万円(元金10万円の10分の1)の合計1万2400円
2ヶ月目は、1ヶ月に1万円を支払ったことにより元金が10万円から1万円減って9万円になっているので、以下のようになります。
2ヶ月目の利息
9万円×29,2%÷365(日)×30=2160円
2ヶ月目の返済額
利息2160円と1万円(元金10万円の10分の1)の合計1万2160円
このように、キャッシングやカードローンの利息は、支払いを重ねるにつれて少しずつ小さくなっていくので、負担も少しずつ小さくなっていきます。
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